加減乗除の演算子（+、-、*、/）

Pythonでは、基本的な算術演算を行うための演算子が用意されています。主に以下の4つの演算子を使用します。

• 加算演算子 (+): 2つの数値を加えます。
• 減算演算子 (-): 1つの数値から別の数値を引きます。
• 乗算演算子 (*): 2つの数値を掛け合わせます。
• 除算演算子 (/): 1つの数値を別の数値で割ります。

1. 加算演算子 (+)

加算演算子は、2つの数値を加えた結果を返します。

サンプルコード

# 2つの数を加算する
a = 5
b = 3
result_add = a + b
print("加算結果:", result_add)

コード解説

1. 変数 a に5を、b に3を代入します。
2. result_add 変数に a + b の結果を代入します。この場合、5 + 3 の結果は8です。
3. 最後に、加算結果を出力します。

2. 減算演算子 (-)

減算演算子は、1つの数値から別の数値を引いた結果を返します。

サンプルコード

# 2つの数を減算する
a = 10
b = 4
result_subtract = a - b
print("減算結果:", result_subtract)

コード解説

1. 変数 a に10を、b に4を代入します。
2. result_subtract 変数に a - b の結果を代入します。この場合、10 - 4 の結果は6です。
3. 減算結果を出力します。

3. 乗算演算子 (*)

乗算演算子は、2つの数値を掛け合わせた結果を返します。

サンプルコード

# 2つの数を乗算する
a = 7
b = 6
result_multiply = a * b
print("乗算結果:", result_multiply)

コード解説

1. 変数 a に7を、b に6を代入します。
2. result_multiply 変数に a * b の結果を代入します。この場合、7 * 6 の結果は42です。
3. 乗算結果を出力します。

4. 除算演算子 (/)

除算演算子は、1つの数値を別の数値で割った結果を返します。結果は常に浮動小数点数（小数）になります。

サンプルコード

# 2つの数を除算する
a = 20
b = 4
result_divide = a / b
print("除算結果:", result_divide)

コード解説

1. 変数 a に20を、b に4を代入します。
2. result_divide 変数に a / b の結果を代入します。この場合、20 / 4 の結果は5.0です（浮動小数点数）。
3. 除算結果を出力します。

まとめ

加減乗除の演算子を使うことで、Pythonで基本的な数学的操作を簡単に行うことができます。これらの演算子は、プログラムのさまざまな部分で利用されるため、しっかりと理解しておきましょう。次のセクションでは、整数除算や剰余について学んでいきます。