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基本の代入演算子(=)

Pythonにおける基本の代入演算子(=)は、変数に値を代入するために使用されます。この演算子を使うことで、プログラム内でデータを保存し、後でそれを参照することができます。代入演算子の使い方を理解することは、Pythonプログラミングの基本です。

1. 代入演算子の基本

代入演算子は、左側に変数名、右側に代入したい値を書くことで使用します。例えば、以下のように書きます。

x = 10

このコードは、変数x10という整数を代入しています。これで、x10という値を持つことになります。

変数の値の確認

変数に代入した値を確認するには、print関数を使います。

x = 10
print(x)  # 10と表示される

このコードを実行すると、10が表示されます。

2. 複数の代入

Pythonでは、一度に複数の変数に値を代入することもできます。

a, b, c = 1, 2, 3
print(a)  # 1
print(b)  # 2
print(c)  # 3

この場合、aには1bには2cには3が代入されます。

3. 変数の値の更新

変数に値を再代入することもできます。以下の例では、最初にx10を代入し、その後x20を代入しています。

x = 10
print(x)  # 10

x = 20
print(x)  # 20

このように、同じ変数に異なる値を再度代入することができます。

4. データ型と代入

代入演算子を使うと、異なるデータ型も扱うことができます。以下は、整数、浮動小数点数、文字列の代入例です。

age = 25         # 整数
height = 1.75   # 浮動小数点数
name = "Alice"  # 文字列

print(age)     # 25
print(height)  # 1.75
print(name)    # Alice

データ型の確認

変数に代入したデータの型を確認するには、type関数を使います。

print(type(age))    # <class 'int'>
print(type(height)) # <class 'float'>
print(type(name))   # <class 'str'>

ここでは、各変数のデータ型が表示されます。

5. 代入演算子の注意点

代入演算子=は、比較演算子==とは異なります。=は値を代入するものであり、==は値が等しいかどうかを比較するものです。

x = 5
if x == 5:
    print("xは5です")  # この行が実行される

上記のコードでは、x5に等しい場合にメッセージが表示されます。

6. まとめ

基本の代入演算子(=)は、Pythonのプログラミングにおいて非常に重要な役割を果たします。変数を使ってデータを保存し、再利用することが可能です。代入演算子の使い方を理解したら、次は代入演算子の活用(+=-=など)について学んでみましょう。これにより、より効率的なコードを書くことができるようになります。

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